ダンスの即興が苦手な人でも踊れるようになる7つのコツ
こんにちは。ダンサーのYUUUNOSUKEです。
ダンススクールに通ったり、ダンスの練習をしていく中で、生徒さんや、皆さんからよく聞かれる、
”即興でダンスが踊れるようになりたい”
というフレーズ。
ダンスをしていく中で、最終的には、振付けとかではなく、好きな音楽で即興で踊れるようになることは、皆さんの目標の1つではないでしょうか。
ただ、ダンス初心者さんにとって、いきなり即興で踊るのは難しいと思います。
ダンスの発表会での、ソロパートや、ダンスソロバトルのイベントなど、即興で踊れると、ダンスをさらに楽しめると思います。
よく、ダンススクールの生徒さんに、
「ソロダンスを考えてきました」
のようなことを言われますが、ソロは、そもそも、即興で踊れる方が楽しいと思います。
事前に作ることも良い事ですが、色々な曲・音楽に対して、自由に踊れることは、とても気持ちいいものです。
とはいえ、私もダンスを始めたての頃は、まったくダンスを即興で踊ることができなかったです。
今では、振付けで踊るより、即興で踊る方が楽しくなりました 笑
という事で今回は、
・ダンスを即興で踊ってみたいんだけど、どんな練習をしたらいいの?
・即興でも上手に踊るコツは?
などなど、、、
「ダンスの即興が苦手な人でも踊れるようになる7つのコツ」というお題で、私がどうやって即興でも踊れるようになったのか、経験も踏まえて、記事を書いていきたいと思います。
よかったら参考にしてみて下さいね。
即興の意味は?
即興の意味
即興(そっきょう、英: Improvisation)は、型にとらわれず自由に思うままに作り上げる、作り上げていく動きや演奏、またその手法のこと。インプロヴィゼーション/インプロヴァイゼーション、アドリブともいう。ただしインプロヴァイゼーションとアドリブを厳密に区別する者もいる。一般には、音楽・ダンス・演劇の世界において使用される語。
形式による制約よりも、演奏時・演舞時の知覚を優先とする。 音楽・ダンスなどにおける創造の源流でもあり、作品制作時においても深く関係する。
ダンスを即興で踊れるようになるためには
ダンスの即興が苦手な人は、音楽を聴いてどういうダンスにしようか、自分にできる振りは何か、などを頭で考えてしまうパターンがほとんどだと思います。
逆に、ダンスの即興が上手な人は、音楽を聴けば体が自然と動くので、踊っている最中に、頭を使うことはほとんどありません。
ではこれから、音楽を聴いただけで、ダンスが即興で踊れるようになるためのコツを、ご紹介していきます。
ダンスを即興で踊れるようになるためのコツと練習方法
まず結論から言うと、ソロや、フリーでダンスが踊れない人が圧倒的に足りないのは、即興で踊る機会、経験です。
当然ですが、フリーで踊る機会がなければ、いつまで経ってもフリーで踊れるわけがありません。
経験がないから、いつの間にか、ダンスの即興は難しいもの、そして、どう踊れば良いか分からないと、不安に思ってしまっているのです。
また、即興でダンスを踊ることが苦手と感じてしまう原因の1つに、上手に踊ろうという気持ちがあることです。
実は、ダンスを即興で上手に踊れる人は、上手に見せるために何かを考えて踊っているのではなく、何も考えずに踊っていることが多いです。
いざ踊るときに、上手に踊ろうという気持ちがあると、考えながら踊ってしまうので、ダンスがスムーズに見えなく、音楽もしっかり聴けなくなって、リズムに合わせられなかったりします。
何かを考えながら踊っているうちは、上手に踊ることはできません。
まずは、上手に踊ろうという気持ちを捨てることからスタートしてみて下さい。
1.自分が覚えたダンスの振付けを自分なりにアレンジする
フリーで踊れない人は、逆にいえばダンスの振付けがあれば安心するタイプで、振付けを踊るのが好きなタイプだといえます。
ダンスの振付けをしっかり踊れているなら、フリーで踊る事は十分にできます。
あなたが、これまで、ダンススタジオや、ダンス動画などで、覚えてきた振付けが、少なからずあるはずです。
1つ、2つ、と振付けを覚えて、バリエーションを増やしていき、覚えた振付け同士を繋げてみたり、好きな部分だけを抜き出して、繋げてみたりして、振付けの分解をしてたりして、さらにバリエーションを増やしていきます。
全く同じ動きでも、順番や繋げ方を変えると、まったく違うダンスに見えます。
ダンスの即興は、ちょっとでも思考が止まれば体も止まってしまうので、動き続けるために動きの引き出し(これまで習って覚えたダンスなど)を持っておき、どう動くべきかを、ある程度、最初に考えておくこともポイントの1つです。
まずは基本の振付けからでも良いので、自分なりの踊りを確立してみましょう。
同じ曲ばかりではなく、色々な違う曲を使って、同じ振付けを練習していくのも、効果的です。
私も、ダンス初心者の頃は、ダンスレッスン等で、覚えてきた振付けを、ひたすら反復練習していました。
そうすると、だんだんと、即興で踊れるようになっていきました。
2.曲に合わせた踊りができるように、振付けや、ステップのバリエーションを増やす
少し、先ほどご説明したコツと重複するかもしれませんが、ダンスの即興を上手くできるようになるために、振付けや、ステップのバリエーションを増やしましょう。
できる技術を増やさなければ、メリハリのあるダンスにはならないので、曲の最後まで踊り切れても、見栄えの悪いダンスになってしまいます。
リズムや、音楽の曲調に合わせてダンスができるように、少しづつ、できる振付けや、ステップの種類を増やしていきましょう。
即興でも、ダンスを上手に踊れるようになるためには、無意識レベルでできる動き(ボキャブラリー)を増やすことも重要です。
無意識レベルで、頭を使わなくても、音楽を聴いたら反射的に身体が動く状態になるまで、練習しましょう。
最初は、同じステップばっかりの繋がりになるかも知れませんが、振付けや、ステップのバリエーションを増やしながらコツコツ練習していけば、即興ダンスが出来るようになってきます。
私も、最初の頃は、同じステップや振付けばかり繰り返しの、ダンスの即興でしたが、反復練習を繰り返し行うことで、少しずつ上達しました。
3.無意識レベルで踊れるようになるには「反復練習」が必須
無意識レベルの動きを習得するには「反復練習」が何よりも大切です。
というのも、意識的に反復練習をすると、少しづつ無意識にでもステップができるようになるからです。
4.ダンスのパターンを用意しておく
最終的には、無意識で何も考えずに自由に、ダンスを踊ることが目標だと思いますが、練習の時は、自分だけの、ダンスパターンを用意しておいて練習するのも効果的です。
2エイト~4エイトぐらいの振付けを事前に考えておきます。
それを反復練習で、自然に踊れるようにしていきます。
慣れてきたら、複数の振付けを繋いで踊って見たり、繋ぐ順番を変えてみたりします。
ダンスの振付けや、ステップの覚え方のコツなどは、下記の記事でも書いているので、良かったら参考にしてみて下さい。
5.音楽のみに集中してリズム感を養う
ダンスが上手になるために、動画でイメージトレーニングをしたり、振付けを覚えるために、体を動かしたりすることも必要ですが、ダンスはリズムに乗る事が基本中の基本です。
ダンスの即興を苦手としている人は、体を動かすことにばかりに集中しがちですが、ダンスは音を聞かずして、体を動かすことはできません。
まずは音楽をよく聞き、リズムをつかむことを心がけましょう。
リズムを捉えるトレーニングには、音楽を聴くことが一番です。
何かをしながら聴くのではなく、音楽を聴くことだけに集中する練習もしましょう。
リズム感が鍛えられ、ダンスで表現する力が高まります。
リズム感を鍛える方法については下記を参考にしてみて下さい。
【保存版】ダンス初心者方必見!独学で練習する20のコツ | リズム感を鍛える
6.色々なダンスジャンルの曲で、体を動かして表現力を鍛える
ダンスの即興の練習となると、自分の好きな曲で踊りがちですが、色々なダンスジャンルの曲で、体を動かす練習もしましょう。
体を動かせるダンスジャンルが多ければ多いほど、幅広い表現力が身について、ダンスの即興の質も上がります。
色々なリズムに対応する力もつくので、今までやったことのない、ダンスジャンルの曲も、積極的に練習に取り入れていきましょう。
下記の記事で、色々なダンスジャンルの曲をご紹介しているので、参考にしてみて下さい。
7.何も考えずに踊って見る
私も、この、何も考えずに踊って見る、という練習方法もたくさんしました。
何も考えないので、むちゃくちゃになるんですが、何回も練習することで、形がなんとなく出来上がってきます。
曲の同じフレーズで、無意識に同じステップをしていたりするので、そこを抜き出して、また新たなパターンの振付けなどに、活用したりしています。
ダンスの即興が苦手な人でも踊れるようになる7つのコツのまとめ
いかがでしたか?
振付けのあるダンスはできるのに、ダンスの即興になると体が止まってしまうという人は、最初は、自分が覚えている振付けや、ステップを繰り返すだけでも良いので、音楽をよく聴いて、とにかく曲の最後まで体を動かしてみましょう。
そして、根本的に大切な事は、音に合わせて踊る事です。
音に合わせて踊れなければ、ただの体操になってしまいます。
ここで、ご案内した、7つのコツを少しでも実践していけば、少なからず、即興でも体が動けるようになってきます。
ここでご紹介した7つのコツは、絶対正解という訳ではありませんが、私自身が実践してきたことです。
良かったら参考にして、練習してみて下さい。
あなたが、ダンスを即興で、自由に踊れるようになることを心より願ってます。
では、良いダンスライフを。
今回も、記事を最後までお読み頂きありがとうございました。
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