クランプダンスとは?歴史・基礎・曲などの魅力を徹底解剖します!
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こんにちは。ダンサーのYUUUNOSUKEです。
皆さん、クランプダンス(KRUMP DANCE)というジャンルはご存じでしょうか?
クランプダンスは、犯罪も多く、情勢不安定な、ロサンゼルス・サウスセントラルの中で生きていく若者達が、 厳しい環境を生き抜くための手段として、生み出したダンススタイルです。
ダンススタイルの発祥は、ヒップホップダンスや、ブレイクダンスもそうですが、その国の状況や、文化が影響して、ダンスが生まれることが多いです。
この、クランプダンスもそういった背景から生まれました。
とてもエネルギッシュなダンスで、人々を魅了します。
ということで今回は、
「クランプダンスとは?歴史・基礎・曲などの魅力を徹底解剖します!」
というお題で、クランプダンスの、曲、動画、歴史、起源、基礎、技、映画などを詳しく解説していきたいと思います。
このクランプダンスは、有名な芸能人ダンスグループの中で、踊っている人も多く見かけます。
良かったら、参考にしてみて下さいね。
目次
クランプ(KRUMP)とは?
クランプ(KRUMP)の、正式名称は「Kingdom Radically Uplifted Mighty Praise」で、その頭文字を取って「KRUMP」となります。
・Kingdom(神の国)
・Radically(素晴らしい)
・Uplifting(精神的高揚)
・Mighty(偉大)
・Praise(神への賞賛)
怒りや、対抗など、力強い意思をダンスで表現し、自分を解放しながら、精神を高めていくというメッセージが込められています。
クランプダンスとは?
クランプダンスは、1990年代初頭に、ロサンゼルス・サウスセントラルで発祥しました。
当時、若者たちは、暴力や貧困などの困難な状況から逃れるために、ダンスを通じて自己表現を求めていました。
元ドラッグディーラーであった、TOMMY THE CLOWN(トミー・ザ・クラウン)が、悪い環境から子供たちを守ろうと活動した事がきっかけで、刑務所出所後に、過酷な生活を送る子供たちに希望を与えるため、※道化師の格好をして、ヒップホップが土台の、クラウンダンス(CLOWN DANCE)を披露し、人気を博しました。
※道化師
道化師(どうけし、中国語:小丑)または道化(どうけ)は、滑稽な格好や言動などをして他人を楽しませる者の総称。
大道芸やサーカスのクラウン(英: clown)かピエロ(フランス語: pierrotから派生)、中世ヨーロッパの宮廷道化師(英: jester)、歌舞伎の道化方、幇間など、世界各地にさまざまな形がある。
顔に描かれている涙のマークは人間の喜怒哀楽だけでない、人それぞれの数えきれない感情を表しているという説がある。
子供たちは、トミー・ザ・クラウンのダンスを真似て、やり場の無い葛藤や、不安、怒りを表現する手段として、ダンスを踊り始めました。
トミー・ザ・クラウンが踊る、CLOWN DANCE(クラウン・ダンス)から、弟子の、TIGHT EYEZ(タイト・アイズら)が発展させて、生み出したダンススタイルと言われています。
もともとは、ストリートで頻繁に発生する抗争や暴力を、ダンスに取って代えることで解消しようという運動から生まれたダンスでもあります。
代表的な、3つの動きが基本となります。
・ストンプ(足を踏み付ける)
・チェストポップ(胸を突き出す)
・アームスイング(腕を振り下ろす)
クランプダンスは、怒りなどの感情を表現した激しいダンスで、胸や、腰を前後に振ったり、相手を殴りつけるような動きが特徴的です。また、スタイルや技術の幅広さも、クランプダンスの特徴の1つです。
グループで踊るというよりも、バトルや、セッションがメインとされています。
クランプ・ダンスの基礎
ここからは、クランプダンスについての基礎を解説していきます。
ストリートダンスにおける、リズムトレーニングや、アイソレーションは、共通していますが、クランプダンス特有の動きもあるので、順番に解説していきます。
クランプダンスは、とてもアグレッシブで、感情を表に出すダンスでもあります。
リズムトレーニング
ストリートダンス全般に言えることですが、リズム感が非常に重要です。
ダンスは、音楽のリズムに合わせて動き、自己表現をします。
リズムトレーニングは、音楽に合わせて手や足を動かすことから始めると良いでしょう。
ダンスを始めようとしている人で、「リズム感がないから、ダンスはできない」と思い込んでいる人も多いのではないでしょうか?
知らない方も多いとは思いますが、リズム感は、生まれ持っての先天的な才能ではなく、後天的に身につけることができる技術です。
私も、まったくリズム感がなかった方ですが、何度も何度も、リズム取りを習慣化することによって、リズム感が良くなりました。
まずは、 普段から音楽をよく聴くことが大切です。
そして、リズムを手でたたいてとってみたり、体でリズムを刻みましょう。音楽を覚えてしまうことが一番の方法ですが、頭の中で、自分の体が楽器になったイメージをしてみましょう。
ピアノやドラム、和太鼓など、何でもよいですが、自分が楽器になったつもりで、自分の体でリズムを表現してあげましょう。
リズム取りの練習は、アップやダウンの他に、足をふむ、手をたたく、首を振る、肩を振る、胸でビートを刻む、腰を振るなど、色々な方法があります。
自分の好きな練習方法で、無意識にリズムが取れるように楽しんでやっていきましょう。楽しければ、自然に踊りたくなるものです。
練習を積み重ねれば、そのたびに新たな発見があり、どんどん楽しくなってきます。直す点も見つかりますし、逆に自分の得意な部分も見つかると思います。
リズム取りはなぜ必要?
ダンスは基本、音楽ありきです。音楽に合っていないと、ただの体操になってしまいます。なので、リズムが取れないと、ダンスになりません。
リズムの大切さ、リズムに乗ることの気持ちよさを感じていかないと、ただの体操、ただの振付けになってしまいます。どうしても、ダンスを始めたての頃は、技や形に気を取られすぎて、もっとも大切なリズムをおろそかにしがちです。
グループでダンスをする時も、リズムが取れていなければ、1人1人の動きがバラバラになってしまいます。
しっかりと、リズムの基本を理解して、練習していきましょう。
ダンスリズム(音)の数え方
ダンスの世界では、8拍の強い拍を、1つの区切りとして数えます。皆さんに、なじみの深い、ラジオ体操の数え方と一緒になります。
この、8拍の1つの区切りを1×8(ワンエイト)と呼び、1つ目の8拍を、1×8目(ワンエイト目)、2つ目の8拍を2×8目(ツーエイト目)呼びます。
オンカウント(オンビート)
1×8(ワンエイト)を数える基準となる、拍の強い表側のリズムの部分です。
エンドカウント(エンドビート)
オンカウントと、オンカウントの間にある 拍の弱い裏側のリズムの事です。アップビートや、オフビートと呼ばれることもあります。エンドカウントのエンドは、エンド=アンド=&(間)という意味になります。
ダンスの世界と、音楽の世界のビートの数え方の違い
ダンスのカウントの区切り方は、オンカウントが8拍で1×8(ワンエイト)、この1×8(ワンエイト)は音楽の世界の2小節分にあたります。
音楽の世界での、拍の区切り方は、オンカウントが4拍の1小節を基準にして数えますので、ひとかたまりの区切りの基準が違ってきます。
音楽の世界の数え方は、1小節区切り、でも、ダンスの世界の数え方は、2小節区切りで、1×8(ワンエイト)になります。
ですので、ダンスの世界の数え方は、音楽の世界の数え方を、2倍にした呼び方で表す事になります。
一般的には、音楽の世界の数え方があたりまえなので、ダンスの方が特殊な数え方をしているという事になります。
音楽の世界の4ビートは、ダンスの世界の8ビート、
音楽の世界の8ビートは、ダンスの世界の16ビート、
になります。
この事を理解していないと、ステップや、ダンスの振付が上手く覚えられなくなりますので、しっかりと理解しましょう。
8ビート
1×8(ワンエイト)の中で、オンカウントのみを数える数え方です。
4ビート
1×8(ワンエイト)の中で、オンカウントを4つだけ数える数え方です。例えば、1、3、5、7だけ数えたり、2、4、6、8だけ数えたりすることです。
16ビート
1×8(ワンエイト)の中で、オンカウントもエンカウントも、合わせて、16で数える数え方です。
アイソレーション
アイソレーション(isolation)とは、体の各部分を単体で動かす動きで、ストリートダンスの基礎中の基礎でもあります。
動かす部位としては、首、肩、胸、腹、腰、など、たくさんの部位があります。
よく、略して、アイソレとも呼ばれています。
体の特定のパーツだけを動かすことによって、ダンスの動きにメリハリが生まれます。
特に、ポップダンスや、アニメーションダンスなど、人間離れした不思議な動きを必要とするダンスには、必要不可欠です。
この、アイソレーションがしっかりできているかで、ダンスの動きもまったく違ってきます。
頭のアイソレーション
頭を、前後左右に動かしていきます。
頭の動きにつられて、体の他の部分が動かないように気をつけましょう。特に、ダンス初心者の方は首や肩に力が入りやすいので、余分な力を抜いてリラックスしましょう。
前後
足は肩幅ぐらいに開いて、リラックスして立ちましょう。
首と肩の力を抜いて、少しななめ下方向にめがけて、首を、出したり、引いたりします。
ここで注意する点は、首を前に出したときに、あごが上がらないようにする事です。
前後で首の動きが止まらないように、出すのと、引くのは同じスピード、間隔で動かしていきましょう。 あまり力を入れず、リラックスして、やさしく動かすのがポイントです。
上下
視線は前を向いたままで、「うん、うん」と、うなずくだけです。
リズムを取りながら、上下均等に動かします。
この時も、首や肩に力が入ってしまわないように、リラックスして行います。
左右倒し
頭を左右に倒します。首をかしげる動作です。「あれ、あれ」と動かしましょう。
この動きでは、肩に力が入って、一緒に動いてしまいやすいので、首と肩は切り離すイメージで、やさしく動かしましょう。
左右水平
頭を立てて正面を向いたまま、首を左右に動かしましょう。
この動作では、特に肩に力が入ってしまうので、充分に肩の力を抜く必要があります。
首の筋肉の動かしたい方向を意識すると、肩に力が入って動きやすくなってしまうので、 動かしたい方向と反対の筋肉を意識すると、スムーズに行えます。
8方向
首の自然な位置が、スタートポジションになります。
前 → 右ななめ前 → 右 →右ななめ後ろ → 後ろ →左ななめ後ろ →左 → 左ななめ前 → 前に戻る
以上の8ヶ所のポイントを目指して、頭を動かします。
毎回、中心の位置に頭を戻しながら、次のポイントへと、頭を動かしていきます。
なるべく首は倒さないようにして、顔は正面を向いた状態をキープしながら行って下さい。
倒しロール
ラジオ体操などで、首を回す動きと同じ動きです。
前 → 右ななめ前 → 右 →右ななめ後ろ → 後ろ →左ななめ後ろ →左 → 左ななめ前 → 前に戻る
以上の8ヶ所のポイントをなぞるように頭を倒しながら、回しましょう。体が一緒に動かないように、注意しましょう。
水平ロール
8方向でやったポイント通るようにして、頭を倒さず、顔が横を向かないようにして、 水平に頭を回していきます。
参考動画
肩のアイソレーション
肩の先ばかりを意識しがちですが、肩関節の元である、けんこう骨を意識して動かすことで、大きな動きが出来るようになります。
上下
肩の力を抜いて、肩の先ではなく、けんこう骨を意識しながら、両方の肩を同時に動かしましょう。
ひじはリラックスした状態で伸ばして、肩を上げた時に、ひじも一緒に上がらないようにしましょう。
左右同時の動きができたら、右だけ、左だけと、個別に動かしてみましょう。
個別に動かすときには、反対の肩が上がらないように注意しましょう。
前後
両方の肩を、前、後ろ、と動かします。
肩より先の、ひじで動いてしまわないように注意しながら、動かします。
ロール(前回し、後ろ回し)
上下前後を合わせて、肩を回していきます。肩の先ではなく、けんこう骨を意識して動かします。
まず、両肩を後ろに引き、そのまま上へ持ち上げて、前へ下ろします。 そのまま、下から後ろに引いて、また上に上げ、同じ動作を繰り返します。
前回し、後ろ回しの両方できるようにしましょう。
ロール(左右逆回し)
まず、両肩の上下前後に、4つのポイントを決めます。左右の肩は、前後で同じポイント、上下で反対のポイントを通過することになります。
最初に、両肩を後ろのポイントに引き、右肩は上のポイントを通過して前に、肩は逆に下のポイントを通過して、前に動かします。
前で、両方の肩が同じポイントに着いたら、右肩が下のポイントを通過して後ろへ、左肩は上のポイントを通過して後ろへ動かします。
この動作を繰り返して行うと、右肩は上からの前回しになり、左肩は下からの前回しと、
逆の回転になります。
両肩が後ろで揃う → 右肩は上のポイント、その時に左肩は下のポイント → 前のポイントで両肩が揃う → そこから、右肩が下のポイント、その時に左肩は上のポイント → 両肩が後ろで揃う。
上記の回し方ができたら、反対の回し方も練習しましょう。
参考動画
胸のアイソレーション
ストリートダンスにおいて、胸や、腰などの、体幹部分の動きはとても大切です。
アイソレーションでも特に重要なのが胸のアイソレーレーションです。
首や、腰も大事ですが、ダンスの振付けを上手に踊る上でも、上半身の魅せ方は大切なためです。
腕や足などと違って、胸は体の中心にあるので、部分部分を個別に動かせるようになるには、練習による慣れが必要です。 この動作を行うときも、体をリラックスさせましょう。
前後
まず、リラックスした状態で、足を肩幅ぐらいに開いて立ちます。
ここから、胸を、ななめ上に突き出していきます。
胸を、ななめ前に突き出す時は、肩は後ろに引っ張るのではなく、下へ下げるイメージで行いましょう。
次に胸を普通の状態に戻します。そこから、胸を、ななめ下に入れ込みます。
ななめ上 → ななめ後ろ → ななめ上 → ななめ後ろ、を意識して動かしましょう。
左右
胸を、左右に動かします。
肩の力を抜いて、胸の下か、横腹で動くようなイメージで、胸を左右に動かしていきましょう。
肩を水平に保って、肩が上がらないように注意が必要です。
左右倒し
胸を、左右に倒します。
おへそを中心に、体がメトロノームになったつもりで、左右に胸を倒していきます。
体の動きにしたがって、肩も、ななめになっても大丈夫です。
8方向
首のアイソレーションの時と同じように、胸も8方向に動かします。
前 → 右ななめ前 → 右 → 右ななめ後ろ → 後ろ →左ななめ後ろ →左 → 左ななめ前 → 前に戻ります。
右回りと、左回りの両方ができるように練習しましょう。重心は、常に体の中心にあることを意識するのがポイントです。
肩回しロール
8方向のポイントを意識して、各ポイントを通過して、胸を回していきましょう。
右胸 → 胸の中心 → 左胸 → 左わきの下 → 左けんこう骨 → 背中の中心 → 右けんこう骨 → 右わきの下 → 右胸
と繰り返し、動かしていきましょう。
体の中心の軸から、頭をぶれないように注意しましょう。
肩水平ロール
肩を動かさず、水平に保ったまま、胸を回していきます。この時、胸を1つのかたまりとして考えます。
胸から上をそのまま移動させるように、
右ななめ前 → 前 → 左ななめ前 → 左 →左ななめ後ろ → 後ろ → 右ななめ後ろ → 右
と回していきましょう。 この動作の場合は、頭が胸と一緒に体の軸から外れても大丈夫です。軸から外した回し方とも言えます。
参考動画
お腹のアイソレーション
普段の生活では、ほとんど使わない部分です。
ゆっくりだと、練習しなくてもできるかも知れませんが、音のスピードに合わせて動かせるように、練習していきましょう。
ボディーウェーブ等をする時にも、重要なパーツなので、しっかり動かせるようになりましょう。
お腹の出し引き
お腹の出し引きの練習では、お腹に手を当てて行うと、分かりやすいです。
お腹を、へこませたり、戻したりして、お腹を動かします。
お腹出すというのは、お腹を、へこませた状態から出すという意味なので、正確には元の位置に戻す感じで行いましょう。
参考動画
腰のアイソレーション
胸と同様に、腰のパーツも、ストリートダンスにおいて、とても重要な要素です。
ポイントとしては、腰の動きを止めずに、重心を動かすことが、上達のコツなので、体重を移動しながら、片足立ちでも腰の動きができるように練習しておくと、動きに大きな差が生まれます。
前後
足を肩幅ぐらいに開いた状態で、リラックスして立ち、この体勢で、腰を前後に動かしましょう。
上手くバランスを取りながら、ひざを軽く曲げながら、腰を前後に動かします。
前に出したときも、後ろに引いた時も、ひざは、ほぼ同じ角度で、曲がったままです。
左右
ひざを伸ばした状態で、腰を左右に動かしましょう。
慣れてきたら、少しひざに余裕を持たせて、左右のひざを、軽く交互に曲げ伸びしましょう。
ロール
足を閉じた状態で立ち、腰を回す練習をしましょう。
バランスを保ちながら、腰を回転させます。右回転、左回転、どちらもスムーズにできるようになるまで練習します。
次に、足ふみをしながら、踏んだ足と反対方向へ押し出すように、腰を左右に動かします。
参考動画
足のアイソレーション
ストリートダンスや、ヒップホップダンスでは、つま先や、かかとを使って、重心を変える動きがよくあります。
普段の生活では、かかとに重心を置くことは、あまりないと思いますので、しっかりと意識しながら練習しましょう。
つまさきに重心を置く
つま先に重心を置いた状態で、かかとを動かす練習をしましょう。
足を1歩分開いて立ち、足裏に乗せた体重を、つま先へ移し、軽くかかとが浮くようにします。
かかとに体重がかかっていないことを確認したら、そのまま両方のかかとを外側に向けて開いていきましょう。 いわゆる、内股の状態です。
次に、外に開いたかかとを、内側に入れていき、ガニ股になった状態で、かかとを下ろします。この動作を繰り返しながら、練習しましょう。
かかとに重心を置く
かかとに体重を乗せた状態で、つま先を動かす練習をしましょう。
足を1歩分開いて立ち、足裏に乗せた体重を、かかとへ移し、軽くつま先が浮くようにします。
つま先に体重がかかっていないことを確認したら、そのまま両方のかかとを外側に向けて開いていきましょう。 ガニ股になり、つま先は軽く浮かせた状態にしておきます。
外に開いたつま先を、今度は内側に入れていき、少し内股になった状態で、つま先を下ろします。この動作を繰り返しましょう。
クランプ・ダンスの基本動作・技
クランプダンスは、力強くエモーショナルな動きが特徴です。
基本動作をマスターすることで、よりダイナミックなダンスができます。
アームスイング(ARMSWING)
アームスイングは、腕を大きく振ることで、力強さやエネルギーを表現します。
リズムに合わせて腕を振り、全身の動きと連動させることで、よりダイナミックなパフォーマンスを生み出します。
ストンプ(STOMP)
ストンプは、足を地面に強く踏みつけることで、リズム感や重厚さを出します。
体重を乗せて力強く足を踏み込み、地面との接触を強調します。
チェストポップ(CHESTPOP)
チェストポップは、胸を急に前に突き出すことで、ダンスに動きを与えます。
胸の筋肉を使って力強くポップさせ、リズムに合わせて動きます。
クランプダンスで使う曲
ここからは、クランプダンスに適した曲を紹介していきます。
基本的にな、ビートが効いた重厚感のある曲が多いです。
Krump Music Rize – break it on down|Flii Stylz(フリー・スタイルズ )
クランプ映画RIZEで流れたこの曲は、クランプを踊るときの、定番中の定番になっています。
heavy hitters|Chez(チェズ)
クランプらしい重厚感のある有名な曲です。
激しく、重たく踊れそうな曲です。
Stomp The Yard|J Squad(ジェイ・スクワット)
全米初登場2週連続No.1の青春ダンス・バトル・ムービーの、Stomp The Yardの曲です。
ストリート・ダンサーの挫折と苦悩、成長を描いた感動作!の曲ですね。
クランプ映画と有名人
ここでは、クランプに関する映画、また、クランプダンスをする有名人、芸能人をご紹介していきます。
クランプダンスを、より身近に感じることが出来ると思います。
クランプをテーマにした映画
「RIZE」という映画は、2005年に公開されたドキュメンタリー映画で、クランプダンスの文化や歴史を紹介しています。
この映画は、ロサンゼルスのサウスセントラルで生まれたクランプダンスが、どのようにしてストリートダンスの一部として成長し、世界中に広がったかを描いています。
有名な日本人クランプダンサー紹介
岩田 剛典(いわた たかのり)
岩田 剛典は、EXILEや、三代目 J Soul Brothersのメンバーとして活躍し、そのパフォーマンス力で知られています。
クランプダンスのエネルギッシュな動きと抜群の表現力で、多くのファンを魅了しています。
佐野 玲於(さの れお)
ENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーで、俳優としても活躍していますが、その一方でクランプダンスのパフォーマンスでも高い評価を受けています。
彼のダンスは、独特のスタイルと表現力が特徴で、多くの人々に影響を与えています。
Twiggz “JUN” (佐藤 順一郎)
日本KRUMP界のパイオニア、【D.LEAGUE FULLCAST RAISERZ】初代ディレクター。
日本を代表するクランプダンサーの一人であり、その独創性と、技術で国内外で高い評価を受けています。
彼のダンスは、ストリートダンスのエッセンスと個性が溢れており、多くのファンから支持を得ています。
下記の動画は彼の所属するチームの動画です。
おすすめクランプダンス動画
ここからは、おすすめのクランプダンス動画をご紹介していきます。
クランプダンスを作った、TIGHT EYEZ(タイト・アイズら)の動画も出てきますので、要チェックです。
Tight Eyez | Judge Demo | EBS Krump 2023
Ante Up – Busta Rhymes / Tight Eyez Choreography & Freestyle / 310XT Films / URBAN DANCE CAMP
Rize Final Battle clip
Stomp the yard battle zone
Badd Machine vs Eyez X | Male Quarterfinal | EBS KRUMP WORLD CHAMPIONSHIP 2016
クランプダンスに関するQ&A
ここからは、クランプダンスについての、疑問点を解説していきたいと思います。
あなたが、気になっていることが解決できれば幸いです。
Q.クランプは女の子でもできますか?
クランプダンスは、個々の表現力やスタイルが重視されるため、性別に関係なく楽しむことができます。
女性ダンサーも、クランプの力強い動きやエモーショナルな表現を通じて、自己表現を楽しむことができます。
Q.クランプはどうやって練習したらよいですか?
クランプを練習するには、まず、基本的な動きやテクニックから始めることが重要です。
代表的な、3つの動きが基本となります。
・ストンプ(足を踏み付ける)
・チェストポップ(胸を突き出す)
・アームスイング(腕を振り下ろす)
また、クランプの動画を参考にして、自宅で練習することも効果的です。
練習中は、自己表現や感情を大切にし、自分の個性を出すことを心がけましょう。
Q.初心者の大人がクランプを始めるにはどうしたらいいですか?
初心者の大人がクランプを始める時にも、まずは基本動作やテクニックを学ぶことから始めると良いでしょう。
代表的な、3つの動きが基本となります。
・ストンプ(足を踏み付ける)
・チェストポップ(胸を突き出す)
・アームスイング(腕を振り下ろす)
また、自宅での練習や、動画などを活用して、ダンス技術を向上させることも重要です。
初心者の大人も、継続的な練習と情熱を持って取り組むことで、クランプダンスを楽しむことができます。
Q.ダンスは初心者でもできる?
ダンスは初心者でも挑戦できます。
練習と、熱意さえあれば、誰もが上達することができます。
初心者は、まず基本動作や基本的なテクニックを学び、徐々に自分のスタイルを見つけていくことが大切です。
継続的な、練習と自己の成長を楽しむことで、ダンスの世界にどんどん深く入っていくことができます。
クランプダンスとは?歴史・基礎・曲などの魅力を徹底解剖します!のまとめ
いかがでしたか?
クランプは、むちゃくちゃエモーショナルで、パワフルなダンスだったと思います。
私も、最初に、クランプを見たときは、見ているだけで、胸の鼓動が早くなり、興奮している感じになりました。
エナジーと、感情をコントロールする究極のクランプダンスは、エネルギッシュで力強い動きが特徴のダンスです。
感情や、メッセージを表現し、自己の内面を表すための手段として、多くの人々に愛されています。
クランプダンスを通じて、エネルギッシュな、パフォーマンスを楽しむだけでなく、自己の感情や、内面を深く探求してみてはいかがでしょうか。
今回も、最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。
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